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株式会社 川尻機械は「特別高圧電力ケーブル関係金型を得意とする」ゴム及び樹脂成型金型の専門メーカーです。

TEL. 03-3636-5511(代表)

〒132-0034 東京都江戸川区小松川3丁目4番2号

製品一覧/金型技術PRODUCTS&TECHNOLOGY

金型成型品一覧(当社金型の使用例)

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「成型品の用途」

 原子力、火力(LPG、石油、石炭等)、水力等々の各発電所で発電された5kV〜20kVの電気を発電所に併設された変電所で275kV〜500kVに昇圧して送電線に送り出し、各地に設けた変電所で変電を繰り返して徐々に電圧を下げ(超高圧変電所で154kV、一次変電所で66kV、中間変電所で22kV、配電用変電所で6.6kV、柱上変圧器で100V〜200V)配電されています。また、鉄道や大規模工場では66kV〜154kVで受電しており、工場等の規模によって各電圧で受電されています。
 当社では、これらの配電設備等で使用される各種金型成型品(ポリマー碍子、ストレスコーン等々)用の金型を得意としております。なお、特に7kVを超える特別高圧用の大型金型での実績が豊富です。その他の、一般工業用品やゴムシール、ダイヤフラム、ゴムマット等々の成型金型でも多くの実績があります。

 成型品の材質としては、『ゴム』シリコーンゴム(Q)、エチレン・プロピレンゴム(EPDM)、ウレタンゴム(U)等々、『樹脂』エポキシ(EP)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリカーボネイト樹脂(PC)等々での実績があります。また、材料機能としては導電ゴムや絶縁ゴム等での実績が多いです。


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「成型方法」

 ゴム及び樹脂でのコンプレッション成型、トランスファー成型(ポット注入成型)、インジェクション成型(ムーニー粘度等の影響大)、各種注型成型等の全てについて、設計・製造の実績があります。
 なお、成型金型は普通の2プレート金型・3プレート金型から、特殊なスライドコア金型・割り金型等、又は、これらを組み合わせた金型等々多種多様な実績があります。また、金型を構成する部品も、入れ子、スプルゥブッシュ、ロケートリング、ガイドピン、リタンピン、エジェクタピン等々多くの実績があります。

 加硫成型プレス等を備えていますので、社内での各種成型試作や立会い検査(ツールトライ)等が可能です。


金型設計技術

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「成型品設計」

 成型金型のより良い設計・製造を行うには、顧客がどの様な成型品設計を行われたかを把握しておくことが大切です。
 成型品設計では一般的に、機能・方式・品質・強度・精度・生産性・信頼性・材料・物性・形状・意匠・原価等々の設計をされており、その概要と金型に対する具体的な要求等々をお伺いして、より良い成型品の提案や成型金型の設計に生かしております。

<電子データ>
 当社の金型設計で利用出来るCAD・CAMのデータ形式は、3次元データの場合「IGES」「PARASOLID」「DXF」「STL」、2.5次元と2次元の場合「DXF」「DWG」となります。


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「金型設計」

 工程順に記述された具体的な金型設計の詳細(樹脂用成型金型の例)
 <成型品設計> 材料選定、流れ性の確認、流動経路の選定、最小厚さの決定、収縮量の選定、強度・外観決定等々の設計をされています。
 <金型設計>  ゲート位置選定、パーティング・ウェルドの検討、キャビティ・コアの形状決定、アンダーカット検討、2次加工の決定(取出し法、型構造、各部品の設計)、抜き勾配決定、ノックアウトピンの決定、検査・測定方法の決定、型補強(強度確認、細部形状検討)、ツールトライ等々を行っています。

 <金型材質>  成型金型の材質は求める耐摩耗性、靱性、熱処理特性(引張強さ、硬さ、表面粗さ、残留応力)、質量、耐食性等によって選定されるが、当社では一般的な炭素鋼材(SC)や合金工具鋼(SKS,SKD)等から各素材メーカーが取り揃えている金型用の特殊鋼やアルミ合金での実績が豊富にあります。


金型製造技術

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「加工技術」

<機械加工> 機械加工の品質は「寸法精度」「幾何精度」「表面粗さ」で表され、その品質を左右する3要素は @工作機械、A工具、B工作物 であり、機械加工精度は本3要素の基準面誤差、取付保持力、移動誤差、剛性、振動、熱変形、材質、形状、切れ味等と、2要素である @工作機械とA工具 の摩耗、切削条件等によって決まると言われています。
 当社では、旋盤加工でのバイトのスローアウェイチップの材質(超高圧焼結体、サーメット、超硬合金)やコーティングの選定等、 フライス加工(NCフライス、マシニングセンター)での主軸の熱変形対策、摺動面に掛かる荷重の均一化、迅速なATC機構(マガジン割出精度、切り屑切削液の付着防止)等々に特に注意しながら加工しています。 その他、放電加工、ワイヤ放電加工、平面研削等を行っています。
<熱処理>  焼き入れ、炉積、焼き戻しの条件を吟味するとともに、変形し易い部品形状を避ける等の注意を払っています。
<表面処理> 硬質クロムメッキ(Cr)、ニッケル・リンメッキ(Ni-P)、窒化処理(Fe2N2,Fe4N)、硬質アノダイズ(硬質アルマイト)、フッ素樹脂加工(PFA)等々の実績があります。


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「工作機械」

<旋盤> NC旋盤(大隈鐵工所製)大型φ610を1台、(大日金属製)中型φ320を1台
<マシニングセンター> CNC複合フライス盤(倉敷機械製)大型1500×760×600を1台、マシニングセンター(浜井産業製)中型510×410×460を1台
<NCフライス盤> ヘール加工付きNCフライス盤(牧野フライス製)中型850×500×500を2台、NCフライス盤(遠州機械製)中型750×320×400を1台
<ワイヤー放電加工機> NCワイヤーカット(ソデック製)中型200×300×150を1台

 ※使用頻度の低い設備については、櫻護謨グループ内の各社や、地元の小松川テクノタウン内をはじめとする協力会社各社の工作機械で補完しています。

「ゴム成型機」

<加硫成型プレス> 油圧100tプレス(加賀プレス製と大竹機械製)合計7台、油圧70tプレス(大竹機械製)1台、油圧70tプレス(加賀プレス製)1台


バナースペース

株式会社 川尻機械

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FAX 03-3636-5510